理事長挨拶
NPO法人黒にんにく国際会議は、青森県内で黒にんにくを製造してきた9社が中心となって設立した団体です。
黒にんにくの市場規模は我が国では2,000t、140億円を超えるほど隆盛を極めており、現在も右肩上がりで生産高・売上ともに伸びている状況にあります。
それ以上に今では、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、全世界で生産されるようになっています。
こうした状況下で、製造業者にとって重要なことは製品に対する「安全確保」であります。
米国では、食品安全強化法(FSMA)の成立と段階的な施行により、2018年9月には、これまで適用除外されていた売上高100万ドル(約1億1,400万円)未満の零細企業であっても米国輸出上はHACCP対応が求められるようになりました。また、我が国においても、2018年6月に改正食品衛生法が交付され、2年以内でのHACCPの制度化が決定し、すでに大手商流からは、HACCPへの対応状況の調査が求められるなど、取引基準の一つに安全認証が盛り込まれつつあります。
こうした背景から、当NPO法人は黒にんにく製造における食持菌や異物などの食品安全ハザードのリスク分析と重要管理点の抽出を行い、黒にんにくに特化した認証制度を創設し、2018年8月より運用を開始しました。
認証制度創設に当たっては、英国法人ロイドレジスターグループの日本法人ロイドレジスタージャパン(株)の指導と、内閣府消費者委員会食品表示部会委員である池戸重信宮城大学名誉教授らによる専門部会での審議を経て、ISO17065(製品認証)と、国際的な食品安全の業界団体GFSI(世界食品安全イニシアチブ)が示すGMaPに準拠したプライベート認証制度として設計しております。
今後は、農林水産省へCodex委員会(国際食品規格委員会)への提出要望を行う予定としており、黒にんにくにおけるグローバルスタンダード認証制度へ成長させることにより、広く世界の黒にんにくの安全確保に資することを目的として活動しております。
設立目的
この法人は、国内外の人々に対して、黒にんにくの機能性及び調理方法等の研究、それを公表するサミットの開催、また、国内外の黒にんにくについて公設試験研究機関と連携し推奨商品として認証を発行する事業を行い、人々の健康増進、農業振興、国際交流、経済活性化、消費者保護及び持続可能な社会づくりに寄与することを目的とする。
活動内容・事業
次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
(1)社会教育の推進を図る活動
(2)観光の振興を図る活動
(3)国際協力の活動
(4)経済活動の活性化を図る活動
(5)消費者の保護を図る活動
(6)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡助言又は援助の活動
特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(7)特定非営利活動に係る事業
①黒にんにくの機能性や調理法の研究とその公表を行う世界サミットの開催による国内外の経済活動の活性化、国際協力の推進、観光の振興を図る事業
②黒にんにく国際会議推奨商品認定制度の取得推進による国内外の経済活動の活性化及び消費者の選択肢を増やす事業
③その他この法人の目的を達成するために必要な事業
住所等基礎的事項
- 法人番号
- 6420005007570
- 発足年度
- 平成30年(2018年)3月13日
- 設立認証年月日
- 平成30年(2018年)5月31日
- 法人設立
- 平成30年(2018年)6月19日
- 役員
- 10名
- 社員数
- 10名
- 主たる事務所
- 〒039-2127 青森県上北郡おいらせ町木崎158番地
- 電話
- 0178-56-5317
- FAX
- 0178-56-5432
- inq@aomori96229.jp
定 款
定款は、以下の書類をダウンロードのうえ、ご確認願います。